四日市市の近鉄百貨店では、有名料亭やホテルなどの約150種類と、豊富な品ぞろえとなっている。価格帯は24万1500〜7350円で、比較的高価なものから売れているという。「地元の味」コーナーには四日市、鈴鹿、松阪市などの店の親しみ深い味わいの品を集めるなど、趣向を凝らしている。
津市の津松菱では、10万5000〜5500円の約110種類を用意し、10日から販売を開始している。売れ筋は3万円前後といい、特に「京おせち」(1万〜2万円の3種)は高級料亭への納入業者の料理を用いたお値打ち品として人気を集めているという。
両百貨店とも、これまでの売れ行きは昨年より1割以上増えているといい、既に完売した人気商品もある。売り上げ好調の理由について担当者は「厳しい経済情勢で正月旅行を取りやめた人らが『おせち料理ぐらいはぜいたくを』と購入しているようだ」と話している。いずれも12月25日まで販売する。【井上章】
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